トロフィーを夢みる我が息子

私の小学4年生の息子は、柔道に夢中です。
もちろん目指すは、オリンピックの金メダルです。
大きな夢を抱くのは、母親にとって嬉しいことです。
しかし現実は、そう甘くはないですね。
優勝はおろか、ベスト8にも手が届かない我が息子です。
表彰式では、他の子が頂いたトロフィーや賞状を、羨ましそうに眺めています。
最近、腕を上げてきたのか、ベスト16の成績を収めるようになりました。
あと一歩で、ベスト8に入賞です。

夫婦そろって、応援に熱が入ります。
試合会場の正面には、いつもトロフィーが飾られています。
中央にひときわ大きく輝く優勝のトロフィーを見ては、「いつか持って帰る!」と心に刻んでいる様子です。
優勝は無理でも、せめてベスト8の小さなトロフィーを手にしてほしいと願っています。
トーナメント制で勝ち進むのは、とても困難です。
運悪く、1回戦から優勝候補に当たることだってあります。
ベスト16に入ったのも、息子の運が良かったからかもしれません。
息子は、どんな相手でも勝ち進むつもりで、練習に励んでいます。
先生は息子の気持ちを理解して、とても厳しく指導してくださいます。
そして必ず「よく頑張ったな」と、ポンと頭を軽くたたいて褒めてくれます。
きっとこの一言が嬉しくて、頑張っているのだと思います。
練習の日に、中々仕事が終らないときは、途中に抜け出して教室に連れて行きました。

主婦の多い職場なので、こういう時は助かります。
参観日や急な病気、習い事の送迎など、お互いさまです。
主人の職場は男性が多いので、融通がききません。
試合の日に休めなかったこともあります。
やはり習い事を充実させるには、職場選びも重要だと思いました。
試合会場でトロフィーをうっとりした眼で眺めていた息子。
あんなに大きなトロフィーを貰えたら、天にも昇る思いでしょう。
一緒に抱いて寝るかもしれません。
一体どこに飾るのか、迷いますね。
いつもみんなに見えるようリビングも良いですし、自分の部屋も良いですね。
玄関だと、自慢するようで、ちょっと恥ずかしいですね。
やはり自慢したいので、玄関に置くかもしれません。
同じ教室の子は、1年ほど教室の正面に置いていました。
慣例に従って、しばらくは教室に飾ることになりそうです。

「練習熱心な子は、いつか必ず伸びます。お母さん、期待していてください」そんな先生の言葉通り、いつか勝ち進む日が訪れることを望んでいます。
我が息子がトロフィーを手にすることができるよう、応援します。